일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しらねのふもと

白峰の麓

大下 藤次郎

大下 藤次郎의 白峰の麓(しらねのふもと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,238자 · 45화면

아오조라 문고

三人で食事にかかる、手ランプには少し油があったので、それをともす。写生箱は膳の代りとなり、筆は箸になる。二つの縁の壊けた茶碗、一つには飯が盛られ、一つには汁がつがれた。宗平兄弟は「メンパ」とよぶ弁当箱を出して、汁を上から掛けては箸を運ぶ。

土もついているらしい薯の汁も、空腹には珍味である。山盛三杯の飯を平げて、湯も飲まずに食事を終った。彼らの手にせる「メンパ」というのは、美濃方面で出来る漆で塗った小判形の弁当箱で、二合五勺入りと三合入りとある。山へ出る時は、二つもしくは三つを持ってゆくという。彼らの常食は、一日七、八合、仕事に出た時は一升が普通だときいては、如何に粟や稗の飯でも、よく食べられたものだと感心する。

十四

山小屋の秋の一夜。私はツルゲネフの『猟人日記』を思いうかべつつ、再び遭うことの難かるべきこの詩的の一夜を、楽しく過さん手段を考えた。

窓近くに鹿が鳴いたら嬉しかろう。係蹄で捕れた兎の肉を、串にさして榾火で焼きながら、物語をしたら楽しかろうと思った。囲炉裡の火は快よく燃える。銘々長く双脚を伸して、山の話村の話、さては都の話に時の移るをも知らない。