일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しろが

白蛾

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 白蛾(しろが)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 10,700자 · 22화면

아오조라 문고

」

「ほんとに連れていって下さいますの。」

「ほんとです。」

「いつにしましょう。」

「明日……明後日……そう、その翌日の土曜日はどうでしょうか。」

「何時頃にしましょう。」

「そうですね、午後三時頃から如何ですか。あの、墓地の並木道の、五重塔のところで待ち合せましょう。」

「土曜日の三時……。」

「そうです。」

そのような約束をしながら、岸本省平はちと変な気がしました。彼は彼女に愛情を懐いてはいましたが、彼女の方のことは更に見当がつきませんでした。それに、対話の調子もおかしく思われました。然しいろいろな反省の余裕はなく、もう彼女の住居の近くへ来ていました。彼はその路地の入口に立ち止って、彼女へ野菜の袋を渡しました。彼女は彼を見もしないで言いました。

「家まで来て下さいませんの。」

「今日は許して下さい。」

彼女は重い袋をさげて、心に何の思いもなさそうに歩いてゆきました。

岸本省平はなにか焦燥に似た懸念に囚えられました。時がたつにつれて、危険とは言えないまでもとんでもない冒険に突進してるのではあるまいかという気もしました。或はまた、何でもないことを大袈裟に考えてるのではあるまいかという気もしました。