후리가나로 읽는 일본 고전
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わたしのかったいぬ
私の飼った犬
斉藤 弘吉
斉藤 弘吉의 私の飼った犬(わたしのかったいぬ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,083자 · 16화면
柴犬“十石”を手に入れる
これは、折りよく来合わせた借り人の猟師の炉辺の思い出話でした。このあたりの猟師は皆この埼玉、山梨、群馬、長野にわたる関東第一の森林地帯三国山を猟場としているのです。
柴犬“十石”を手に入れる
付近の集落を全部調査して、黒川村の飯山猟師の飼犬七歳のオス、肩の高さ四十一センチ、茶褐色、巻尾の体型の最優秀の柴犬をゆずり受け、坂下まで猟師に連行してもらって、そこでビールの空箱に入れて自転車の荷台につけ、新羽まで出、それから自動車に乗って、途中魚尾に一泊、藤岡に帰ることができました。原医師宅に泊まり、つぎの朝、引き運動に連れ出すと、近所のはなし飼いの犬にかまれて左横腹に八センチばかりの傷を負いましたが、原医師に縫合されている間、ジッと歯をくいしばって、声も出さずに痛さに耐えている根性には、さすが猛猪とたたかってきた犬だと、感心したことでした。
飯山猟師に聞くと、この犬は子供のとき、三国山の西側の長野県南佐久郡川上村字梓山でもらいうけ、山越しに連れて来たものだそうです。私は黒川集落の上の十石峠にちなんで名を“十石”と付け、昭和六年八月十歳で病死するまで、愛育しました。