일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しほんたいへいき

私本太平記(七)

吉川 英治

吉川 英治의 私本太平記(七)(しほんたいへいき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 330,262자 · 662화면

아오조라 문고

万戸の庶民は、とうに家をすてて山野へ疎開していたのである。――そうした死の屋根の辻を、たまに戛々と霧をついて行くものがあれば、それはすべて新田、脇屋などの騎馬武士だった。

警固は物々しい。

はじめ、堂上では、

「ただのおん輿で忍びやかに」

との説もあったが、義貞や千種忠顕の意見として、

「このさい、さながら御落去のようでは、いやがうえ、士気を沮喪させましょう」

と、堂々たる行装がすすめられたため、鳳輦が用いられ、全公卿、全武士の供奉となって――

吉田内大臣忠房

竹林院ノ大納言公重

御子左為定

四条隆資、同、隆光

左中将定平

中御門ノ宰相宣明

園の中将基隆

甘露寺左大弁藤長

一条ノ頭の中将行房

坊門の清忠

等々の殿上から、外記、史官、医家、僧門、諸大夫の女房らにいたるまでの総移動も同時となったものだった。

また、これを守るに。

新田左中将義貞、子息義顕、脇屋右衛門ノ佐義助、一子式部大輔義治。

――そのほか、大館義氏、堀口美濃守、江田、額田、烏山、羽川、里見、岩松、武田などの宗徒の一族旗本からまた――在京の禁門軍、名和長年らの諸大名の兵力までをあわせ、およそ五万をこえるであろう軍勢がお道すじをえんえんとかため、すでにそのいちばん先の者は叡山東坂本に着いているかとさえ見えた。