일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いのうはりまのかみ

稲生播磨守

林 不忘

林 不忘의 稲生播磨守(いのうはりまのかみ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 14,172자 · 29화면

아오조라 문고

天保のすえ、小石川御箪笥町の稲生播磨守の上屋敷。

諸士の出入りする通用門につづく築地塀の陰。夕方。杉、八つ手などの植込みの根方に、中小姓税所郁之進と、同じく中小姓池田、森の三人が、しゃがんで話しこんでいる。

池田は昂奮し、税所郁之進は蒼白な顔で、腕を組み、うなだれている。

池田 君主は舟、臣は水。舟を浮かべるは水なり。舟を覆すもまた水なり。為政者の心すべきところだ。それだのに殿は――。

森 しっ! 人に聞かれたらどうする。税所の迷惑を考えろ。

奥に何か催しがあるらしく、羽織袴の藩士たちが続々門をはいって来て、声高に談笑しながら、三人の横を通り過ぎて行く。

池田 いや、このたびの殿の御乱行には、彼らの中の心ある士は、みな眉を顰めておるのだ。聞こえたとてかまわん。

森 税所! 貴公の心中は察するぞ。いったいいつこんなことになったのだ。

郁之進 (二十四、五の美男。低いふるえ声で)もうその話は止してくれ。おれは何とかして忘れよう、この胸から取り去ろうと努めているのに、君らはそうやって僕を問い詰めるとは惨酷じゃあないか。

池田 (森と顔を見合わせて)もっともだ。そう思うのも無理はない――が、おれたちは貴公に同情して、友人として君を慰めようと――。