후리가나로 읽는 일본 고전
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こくしんとしてのうしにかんするみんぞく
穀神としての牛に関する民俗
中山 太郎
中山 太郎의 穀神としての牛に関する民俗(こくしんとしてのうしにかんするみんぞく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,858자 · 12화면
我国の家畜の分布と牛飼神の地位
追儺の呪術的信仰から云えば誠に徹底せぬ理論であるが、信仰と理論とは往々両立せぬので、これ以上に筆をすすめることは差控える。
そしてこの機会に印度における牛の崇拝に関し略説する。これも仏教という信仰を通じて、我国の牛と民俗との交渉に因縁を有しているからである。印度でも牛は女性の象徴であったことは、支那と我国と少しも変りがない。従って諸種の経文に現われた牛の功徳については、余りにも多いので載せきれず、また載せる必要もないと考えたので省略する。これに加え、牛は印度において地神であった。かつて南方熊楠氏から親しく聴いた話であるが、英国の博物館の秘密室に、印度から招来した彫刻物であるが、農耕地を犯した婦人に対し、牛が制裁を加えているのがあったとのことである。即ち同国でも牛が地神であり、かつ農耕に関係を有していることが知られる。さらに巷説によると、我国――殊に秋田青森地方で、牛をベコと云うているのは、印度のべこを輸入したもので、同国では貨幣に牛頭を鋳出し、これをベコと称すとのことである(牛の伝説と雑話)。なおケルレル著の家畜史はこの点につき詳説している。
我国の家畜の分布と牛飼神の地位