후리가나로 읽는 일본 고전
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ほだかだけやりがたけじゅうそうき
穂高岳槍ヶ岳縦走記
鵜殿 正雄
鵜殿 正雄의 穂高岳槍ヶ岳縦走記(ほだかだけやりがたけじゅうそうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 8,443자 · 17화면
一 神秘の霊峰
信飛の国界に方りて、御嶽・乗鞍・穂高・槍の四喬岳のある事は、何人も首肯する処、だが槍・穂高間には、なお一万尺以上の高峰が沢山群立している、という事を知っている者は稀である。で折もあらばこの神秘の霊域を探検して世に紹介しようと思うていた。幸い四十二年八月十二日正午、上高地の仙境に入門するの栄を得た。
当時、この連峰の消息を知っている案内者は、嘉門次父子の他にはあるまいと思って、温泉の主人に尋ねると皆おらぬ、丁度そこに類蔵がいたので話して見たが、通れぬという。三時頃嘉門次の伜嘉与吉が来たからこの案内を頼む、彼は都合上島々に行って来ると言って、十五日を登山日と定める、二日間滞在中穂高行の同志が四名増して一行五名。
十四日嘉与吉が来た、彼は脚気で足が痛むというので、途中宮川の小屋に立ち寄り、親父に代ってもらう事に話して来たゆえ、明朝父の居を尋ねて行かるれば、小屋からすぐ間道を案内するという。よろしい、実際痛いものなら仕方がない、嘉門次ならなお詳かろうとそう決めた。
二 穂高岳東口道
十五日前三時、起て見ると晴、先ずこの様子なら降りではなかろう、主人の注意と下婢の働きで、それぞれの準備を終り、穂高よりすぐ下山する者のためにとて、特に案内者一名を傭い、午前の四時、まだ昧いうち、提灯を便り