후리가나로 읽는 일본 고전
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だいよんのおっとから
第四の夫から
芥川 竜之介의 第四の夫から(だいよんのおっとから)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,580자 · 6화면
勿論誰もダアワの鼻を削ぎ落してしまいたいと思うものはない。第一の夫の行商人はたちまち僕の説に賛成した。仏画師は不幸なる手代の鼻にも多少の憐憫を感じていたらしい。しかし伍長を怒らせないためにやはり僕に同意を表した。伍長も――伍長はしばらく考えた揚げ句、太い息を一つすると「子供のためもあるものだから」と、しぶしぶ僕等に従うことにした。
僕等四人はその翌日、容易に手代を縛り上げた。それから伍長は僕等の代理に、僕の剃刀を受け取るなり、無造作に彼の鼻を削ぎ落した。手代は勿論悪態をついたり、伍長の手へ噛みついたり、悲鳴を挙げたりしたのに違いない。しかし鼻を削ぎ落した後、血止めの薬をつけてやった行商人や僕などには泣いて感謝したことも事実である。
賢明なる君はその後のこともおのずから推察出来るであろう。ダアワは爾来貞淑に僕等四人を愛している。僕等も、――それは言わないでも好い。現にきのうは伍長さえしみじみと僕にこう言っていた。――「今になって考えて見ると、ダアワの鼻を削ぎ落さなかったのは実際不幸中の幸福だったね。」
ちょうど今午睡から覚めたダアワは僕を散歩につれ出そうとしている。