후리가나로 읽는 일본 고전
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ぜったいむじゅんてきじこどういつ
絶対矛盾的自己同一
西田 幾多郎
西田 幾多郎의 絶対矛盾的自己同一(ぜったいむじゅんてきじこどういつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 50,000자 · 99화면
三
しかしそれは何処までも自己自身を越え行くといっても、その実在的地盤を離れるのではない。これを離れれば、唯抽象的世界となるのほかない。単に抽象論理の立場から行為的直観の現実を否定することはできない。否定は現実の自己矛盾からでなければならない。与えられるものは、歴史的個人的に与えられるのである。生命の矛盾は生命の成立する所にある。そしてそれは何処まで行っても矛盾である。人間に至って矛盾の極に達する。矛盾の立場からは、何処までも矛盾を脱することはできない。宗教家が原始罪悪というものを考える所以である。禁断の果実を食ったアダムの子孫として、我々は原罪を負うて生れるのである。
三
矛盾的自己同一的現在として、自己自身を形成する世界は、多と一との矛盾的自己同一の世界であり、かかる世界の個物として、何処までも自己自身を限定する我々は、無限なる欲求でなければならない、生への意志でなければならない。而して世界は我々を生むと共に我々を殺すものでなければならない。世界は無限なる圧力を以て我々に臨み来るものである、何処までも我々に迫り来るものである。我々はこれと戦うことによって生きるのである。