후리가나로 읽는 일본 고전
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ききがきしょう
聞書抄
谷崎 潤一郎
谷崎 潤一郎의 聞書抄(ききがきしょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 108,821자 · 210화면
た。次には若君御百丸さまの御母上、お辰の前と申すお方、此のお方は尾張の国の住人山口松雲のおん娘で、十七歳でいらっしゃいました。次には若君御土丸さまの御母上のおちゃの前、これは竹中与左衛門と申す人のおんむすめで十六歳。次には若君御十丸さまの御母上のおさこの前、これは北野の梅松院のおんむすめで十七歳。それから、摂津の国小浜御坊のおんむすめで、中納言の局とも申し、御亀御前とも申したお方。このお方はお年も三十路をおこえなされ、さかりは過ぎていらっしゃいましたが、よろずのみちにお嗜みがふかく、ゆうにやさしいお心ざまでいらっしゃいましたし、姫君さまの御母上でもいらっしゃいましたので、やはり外の上※(「藹」の「言」に代えて「月」、第3水準1-91-26)がたとはお取りあつかいが違うておりました。そう云うわけで、お子様方はお五方おいでなされましたが、姫君さまのおとしが七つ、仙千代丸さまのおとしが四つでござりましたから、その餘のかた/″\は二つをかしらに当歳までのがんぜないおとしごろでござりました」
挿絵
順慶は更につゞけて、
「なれども只今申し上げましたのはいずれもお側女の方々ばかり。