일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じりきこうせいよりしぜんりきこうせいへ

自力更生より自然力更生へ

三沢 勝衛

三沢 勝衛의 自力更生より自然力更生へ(じりきこうせいよりしぜんりきこうせいへ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 25,872자 · 50화면

아오조라 문고

ならば、立派に衣も食も足りる筈ではないでしょうか。要するに、私に言わせますれば、東北の飢饉は、あれは一種の「人工飢饉」である、とさえ申上げたいほどであるのであります。

要は土地利用ということは、一方はそこの土地に訊き、一方はその作物なり家畜なりに聞いて、その両者の最もよく調和する、言い換えれば、もっともそこの、その自然に近い形におく。さらに根本的には、そこの地表を緑化する、でき得る限り濃緑化する。山ならば木を育て、さらに下木、下草を繁茂させるといったようにすることだと考えております。もっともこれは、すでに皆様の、とくに日夜お骨折りを願っておられることで、この点からも砂防工事ということはまことに意義のある貴い御事業でございますが、そういったふうにすべきではあるまいかと私は堅く信じているものでございます。

雨も、雪も、風も、寒さも、さては、山も河も、なにも自然という自然に悪いものは一つもない筈であります。善悪はただ人間界だけの問題であります。「溺れた水は、また一面浮ばせる水でもあった」筈でございます。

この立場からは一木一石も私どもは粗末にしてはならないと考えるのでございます。