후리가나로 읽는 일본 고전
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はですがたまんねんわかしゅ
艶容万年若衆
三上 於菟吉
三上 於菟吉의 艶容万年若衆(はですがたまんねんわかしゅ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 33,800자 · 67화면
呉羽之介、女歌舞伎宇喜川お春と初恋する事
と、露月はかたわらからあわただしく押しとどめて、
「そのようなことを口にして、もし神仏のいかりにふれたら何といたすぞ?」
「いやいや、露月、お止めなさるな」
と、片里は自分の言った言葉が、案外な力で少年を動かしたのにいよいよ激しい興味を覚えたようでした。
「呉羽之介どのは、世の中の誰れもが心でひそかに願うことを口に出したまでじゃ」
呉羽之介はもはや我れを忘れて、絵すがたの面を刺すように鋭どい瞳でみつめつつ、狂うがごとく、憑かれたごとく、何やら口の中で口走しっていましたが、やがてその場にうつぶして、低くはげしく咽び泣きをしはじめるのでした。
露月は恨みをふくんだこえで片里に申しました。
「そなたの下らぬ言葉が、此の少年を堕落させたわ――この哀れな有様を見ても気が尤めはせなんだか――」
片里は黙って微笑をもらしながら、先程とはまるで違った心の持主となりおわった呉羽之介の、悩ましげなすすり泣きのすがたをば、いと興深かげにながめるのでありました。
呉羽之介、女歌舞伎宇喜川お春と初恋する事
呉たけの根岸の里の秋闌けて、片里が宿の中庭の、花とりどりなる七草に、櫨の紅葉も色添えて、吹く風冷やけき頃とはなりました。