일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はなとりゅう

花と龍

火野 葦平

火野 葦平의 花と龍(はなとりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 410,131자 · 824화면

아오조라 문고

一番鶏の鳴くのをきいて、――こりゃ、いかん。先に行って、段取りだけでもしとかにゃ、大村組に負ける。……そう思うたもんで、あわてて、同じ部屋の者だけ、四人起して、二時ごろ、家を出たんです」

「それは、おれも気づかんじゃった。これで、もう、こっちの勝ちじゃ。親分に話して、お前を取り立ててもらうようにしてやるぞ」

「いえ、そんなこた、ええです」

殺風景な雛段を伝って、石炭を満たした丸籠が、ぐんぐん上がる。二列のエスカレーターのようである。甲板に達すると、移し方の手で、焚料口に、石炭が投げこまれ、空籠が艀の中に投げ落される。この迅速な循環によって、みるみるうちに、艀の中の石炭が減って行く。

マンは、「入れ鍬」の組にいた。女の力では、棚立ちはできなかった。籠は、バスケットが訛って、バイスケと呼ばれている。マンは、同僚がバイスケ一杯満たす間に、かならず、三杯、入れた。正確な機械のようである。

「そら来い、そら来い」

拍子をとりながら、金五郎は、上から、艀の中を見下していた。その眼は、マンに、釘づけされている。

「みんな、がんばれ。船を傾けてしまえ」

助役は、もう、勝利の確信に有頂天だ。