일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

はなとりゅう

花と龍

火野 葦平

火野 葦平의 花と龍(はなとりゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 410,131자 · 824화면

아오조라 문고

表に、車力が待たせてある。全部の刀を、車力に積んだ。帆布カバーで、上を掩って、

「処分したら、お礼と報告に来ます」

雪にまみれるのもかまわず、車の後を押して、帰って行った。

金五郎は、縁側に出た。

一本だけ残した助広を、すらりと、抜いた。庭の雪と、降る雪とが、すみきった刀の肌にうつって美しい。生きて呼吸をしているようである。

マンが、いつか、かたわらに来ていた。

「それは、残したのね」

「これだけは、離されんよ」

「やっぱり、やるか知らん?」

「きっと、やる。どうも、一ぺんは正面衝突せにゃ、おさまりそうもない。困ったもんよ」

「お父さん、巻きこまれんようにしてね」

「そう思うとるもんじゃけ、刀を思いきって、原田君にやってしもうたんじゃ。……じゃが、新公が、どうなるか……?」

思えば、奇妙なめぐりあわせになっている。

昔、江崎満吉から、なぐりこみをかけられたとき、森新之助から借りた二本の日本刀で、危機を抜けることが出来た。

昨年の争議のときには、なんの気もなくあずかった新之助のピストルが、解決の手引となった。巨大な二つの義理を負ったといってよい。さすれば、新之助から、刀を貸せといわれれば、むげに、断わることが出来ないのである。