일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

わかとのじょなんき

若殿女難記

山本 周五郎

山本 周五郎의 若殿女難記(わかとのじょなんき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,611자 · 45화면

아오조라 문고

紋太夫は溜息をつきながら汗を拭いた。「なんというばか者、いや馬鹿ばかしいことを、……ではみんな隠れているというわけだな」

「はい、こんどは若さまが鬼でございますから、みんな隠れているのでございます」

「出てまいれ」こう紋太夫が絶叫した。「おまえもいって呼んで来い、そして若殿をお捜し申すのだ」

「でも――若さまが鬼でいらっしゃいます」

黙れと叱られた腰元がとんでゆく。紋太夫の声でまず窓井益造が現われた。次で腰元たちが二人三人と来る、金吾が来る宙野が現われる、いちばん最後に若さまが、蹌踉とよろめきながら出てまいられた。

「よう紋太さんおめえもへえるか、いやなに紋太夫そちもはいるか」若さまはこう云って五十塚によろけかかった。「こいつあ面白え、まざった者の鬼だぜ、いいか」

「おだまりあそばせ」紋太夫は人にはわからないように力いっぱい若殿の腕を掴み、上座へ伴れていって坐らせた。「――将軍家おめみえ前の大切なお躯でござる、かような軽がるしいお遊びは相成りません、お付のそこもとたちも慮外が過ぎる、心得ましょう」

叱りつけて置いて、紋太夫は立った。なにしろ一味の重鎮が攫われたのだから、じっとしてはいられない。