후리가나로 읽는 일본 고전
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くしんのがくゆう
苦心の学友
佐々木 邦
佐々木 邦의 苦心の学友(くしんのがくゆう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,732자 · 332화면
「ほんとうです」
「それじゃ僕が教えてやる」と照彦様は模範をしめした。ときどき的にあたる。正三君はしばらく見学した後、
「私もやってみます」と興味を催した。
「僕といいたまえ。仲よしだ」
「はあ」
「はあもいけない。うんといいたまえ」
「うんは失礼です」
「なあに、かまわないよ」
といいながら、照彦様は初心の手頃の弓を択って渡した。
「こうですか」
と正三君は力一ぱいに引いて放った。しかし矢は地面をはってまで達しない。
「もっと高く。矢のゴロはだめだ」と照彦様が笑った。
「これぐらいですか?」
と正三君は少し高いつもりで放ったが、やはりいけない。矢は一度地面へ落ちてまた飛び上がった。
「きみの矢はバウンドする」と照彦様はまた笑って、
「このへんさ。うんと引く」
と手を取って教えてくれた。正三君がそのとおりにして放つと、今度は馬鹿に高い。矢は屋を越してどこかへ行ってしまった。
「矢のフライ。矢のフライ」
と照彦様は大喜びだった。
「とてもだめです」と正三君はあきらめた。
「なあに、少しやればすぐ僕ぐらいになる。ときどき先生が見えるから習いたまえ」
「矢を取ってきましょう」
「いや、後から拾わせる。