일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くしんのがくゆう

苦心の学友

佐々木 邦

佐々木 邦의 苦心の学友(くしんのがくゆう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,732자 · 332화면

아오조라 문고

「関さん、このとおりだ」

と堀口生は大地に両手をついた。おじぎをするのかと思ったら、そうでない。そのまま逆立ちをして歩きだした。

「やったやった!」

と関さんは驚いて後じさりをした。関さんは逆立ちの名人だ。連隊長殿が感心して見ていたといって、常に自慢している。

「どうだ関さん、これでも堪忍してやらないか?」

と堀口生は逆立ち歩きをつづけながら真っ赤になって頼んだ。妙なあやまり方があったものだ。

「業あり!」

と関さんは手をたたいて、ポケットから鍵を出すが早く物置きの戸を開いた。照彦様は石炭の上につっ伏していた。正三君がたすけ出した。皆は照彦様の顔の黒いのにあきれて、

「どうしたんだろう?」

というように目と目を見あわせた。これは石炭の中に埋まって泣いていたからだった。

「内藤正三位」と尾沢生がつっかかった。

「なにをする?」

「君辱しめられて臣死す」

「…………」

「切腹しろ」

「…………」

「貴様は忠臣蔵を知らないか?」

「よせ!」

と堀口生がいきなり押した。尾沢生がよろけてきた時、関さんはその腕を捉まえて、

「さあ、教員室へ来い」

といった。

「なんです?」と尾沢生は青くなった。