후리가나로 읽는 일본 고전
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えいべいしょうわしゅういつ
英米笑話秀逸
佐々木 邦
佐々木 邦의 英米笑話秀逸(えいべいしょうわしゅういつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,010자 · 4화면
バッファローで投げ出された男
親切もの
笑いを好む英米人は笑話を重んじる。食卓では笑話が社交を扶ける。カナダのユーモリスト、スチーヴン・リーコック氏はアメリカ笑話の秀逸として、次の「バッファローで投げ出された男」を推奨している。以下並べたものは、私自身の記憶による。疎開先で参考書がない。もっと優秀なものを伝え得ないのを遣憾とする。
バッファローで投げ出された男
「わしはナイヤガラの滝を見物するんだからバッファローで下りる。バッファローは何時頃になるかね?」
と一人の旅客が寝台車のボーイに訊いた。
「夜明けになります」
「よし、頼むよ。わしは寝坊だから、ナカ/\起きないかも知れない。構わないから、バッファローに着いたら、四の五の言わせず、この荷物ぐるみプラットフォームへ投り出してくれ給え」
「承知いたしました」
翌朝、旅客が目を覚ましたら、もう日は高く、バッファローはとうに通り越していた。ボーイを呼びつけて責めると、
「はてね、それじゃ先刻バッファローで投り出した人は誰だったろう」
親切もの
人の着物に綿や糸屑がついていると、とってやらなければ気の済まない親切ものがある。シンプソン君もその一人だ。或晩芝居へ行ったら、前の席の娘さんの襟から毛糸のほつれが長く出ていた。