일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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こうやのよびごえ

荒野の呼び声

山本 政喜

山本 政喜의 荒野の呼び声(こうやのよびごえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,368자 · 25화면

아오조라 문고

よし、自分はこのゲイムに男らしく参加しよう。いつまでも資本家の手中の人質であること、産業の搏奕打ちがゲイムをやる時の多くのコマの一つになること、それはよした。今から資本家にたちまじり、対抗し、打負かしてやるのだ。そのためには一般市場に優れた商品を提供せねばならぬ。では自分はどういう商品をつくり出すことができるか?

資本はもちろん一文ももたない。頑健とはいえ、筋肉や体でなし得ることは高が知れている。そこで彼は「世界の市場に売ることのできる一番よい商品は頭脳である」という結論を得て、出来るだけ早く「頭脳商人」となることにきめた。そして売ることの出来る頭脳商品は文学であつた。

生活の経験は年齢とは段違いに積んでいたし、読書には精魂を傾けていたし、創作にも自信があつたのだが、更に系統的な学問の必要を感じて、カリフォルニヤ大学に入学することを志し、その前提として十九歳の身をもつてオークランド・ハイスクールへ入学した。しかし一年生で良い成績をとると、卒業までの長い期間に我慢がならず、一日に十九時間も机に向つて勉強をつづけ、十二週間の終りには大学の試験を受けて、それにパスした。