후리가나로 읽는 일본 고전
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がもううじさと
蒲生氏郷
幸田 露伴
幸田 露伴의 蒲生氏郷(がもううじさと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 65,772자 · 128화면
関白が度々上洛を勧めたのに、悲しいことだ、お坊さん殻威張りで、弓矢でこいなぞと云ったから堪らない。待ってましたと計りに関白の方では、此の大石を取れば碁は世話無しに勝になると、堂々たる大軍、徳川を海道より、真田を山道より先鋒として、前田、上杉、いずれも戦にかけては恐ろしく強い者等に武蔵、上野、上総、下総、安房の諸国の北条領の城々六十余りを一月の間に揉潰させて、小田原へ取り詰めた。
最初北条方の考では源平の戦に東軍の勝となっている先蹤などを夢みて居たかも知れぬが、秀吉は平家とは違う。おまけに源平の時は東軍が踏出して戦っているのに、北条氏は碌に踏出しても居ず、まるで様子が違っている。勝形は少しも無く、敗兆は明らかに見えていた。然し北条も大々名だから、上方勢と関東勢との戦はどんなものだろうと、上国の形勢に達せぬ奥羽の隅に居た者の思ったのも無理は無い。又政宗も朝命を笠に被て秀吉が命令ずくに、自分とは別に恨も何も無い北条攻めに参会せよというのには面白い感情を持とう筈は無かった。そこで北条が十二分に上方勢と対抗し得るようならば、上方勢の手並の程も知れたものだし、何も慌てて降伏的態度に出る必要は無いし、且北条が敵し得ぬにしても長く堪え得るようならば、火事は然程に早く吾が廂へ来るものでは無い、と考えて、狡黠には相違無いが