후리가나로 읽는 일본 고전
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しじみだに
蜆谷
山本 周五郎
山本 周五郎의 蜆谷(しじみだに)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,957자 · 28화면
七
吟味は終わった。退れと云って、又左衛門は座を立った。
七
帰って来た人々の話を聞いて、青樹村は眼に見えないなだれに襲われたような騒ぎが起こった。自分たちが足下に踏みつけていると信じたものが、今や逆に彼らの頭上へのしかかってきた、好きかってに振りまわしているのが、こんどは自分たちの振りまわされる番になったのだ。……弥之助は遠慮するだろうか、いや、彼は帰るとすぐに、蜆谷の川筋五町、二本柳と横橋とに立てた水入り禁止の標木を抜きすてた。庄屋と名主とにかけ合って、田地山林お八重の分をもふくめて十一町歩の地割りをさだめ、高宮の陣屋へ届け出た。せまい青樹村の地内十一町歩はほとんど五分の一に当たり、しかも上田は三分の一以上をふくめられる。弥之助はだまって、すこしも容赦のない態度でこれだけの始末をつけた。こうしているうちに年が明け、正月中旬を過ぎると、お八重のなき父平助の五七日に当たる日、「法要をするから」ということで、村人たちのおもだった者が本宗寺へ招かれた、招き主はお八重と弥之助である、……この二つの名が村人たちにはどんな想像を与えたか云うまでもないだろう、ことに名主源兵衛のところへは「お直を同伴するように」