후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ちょうがとぶ はっぱがとぶ
蝶が飛ぶ 葉っぱが飛ぶ
河井 寛次郎
河井 寛次郎의 蝶が飛ぶ 葉っぱが飛ぶ(ちょうがとぶ はっぱがとぶ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 1,685자 · 4화면
戦争も終りに近づいた頃でありました。東京も大阪も神戸も都市という都市が、大抵やっつけられてしまいまして、やがてはこの京都も、明日ともいわず同じ運命を待つ外ない時でありました。
私は毎日のように夕方になるとこの町に最後の別れをするために、清水辺りから阿弥陀ヶ峰へかけての東山の高見へ上っていました。
その日もまた、警報がひんぱんに鳴っていた日でありました。私は新日吉神社の近くの木立の下のいつも腰掛ける切株に腰掛けて、暮れて行く町を見ていました。明日は再び見る事の出来ないかも知れないこの町を、言いようもない気持で見ていました。
その時でありました。私は突然一つの思いに打たれたのでありました。なあんだ、なあんだ、何という事なんだ。これでいいのではないか、これでいいんだ、これでいいんだ、焼かれようが殺されようが、それでいいのだ――それでそのまま調和なんだ。そういう突拍子もない思いが湧き上って来たのであります。そうです、はっきりと調和という言葉を私は聞いたのであります。
なんだ、なんだ、これで調和しているのだ、そうなのだ、――とそういう思いに打たれたのであります。