일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ろんごものがたり

論語物語

下村 湖人

下村 湖人의 論語物語(ろんごものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 132,688자 · 266화면

아오조라 문고

」

と、冉有はまた腕組をして、ため息をついた。

みんなもそれには同感だった。彼等は、自分たちの値打までが下って行くような気がしてならなかったのである。

「その老爺の君に対する態度はどうだった。教えを乞おうというような風は、ちっとも見えなかったかね。」

と、一人が冉有に訊ねた。

「そんな風は鵜の毛ほどもなかった。いや、かえって僕を愚弄しているとしか思えなかったね。」

「先生が大司寇でいられた頃は、下っぱの役人の眼には、われわれも一かどの先生に映っていたものだがね。」

「実際だ。」

みんなは憮然とした。

しばらく沈默がつづいた。その沈默の中から、次第に足音が近づいて、しずかに室の戸があいた。関守である。

みんなは不快な眼を一せいに彼の顔に注いだ。彼は、然し、にこにこしながら彼等に近づいて、

「ほう、皆さん孔先生のお弟子でいらっしやいますかな。」

と、小腰をかがめながら云った。そして冉有の方を見て、

「さきほどは誠に有りがとうございました。いや、今日という今日は、この老爺も嬉しうてなりません。これで永生きをした甲斐があったというものでございます。そりゃ、これまでにもずいぶん立派なお方にお目にかかりましたが、孔先生に比べると、まるで月とすっぽんでございますよ。