후리가나로 읽는 일본 고전
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おつきさまのうた
豊島与志雄童話集
豊島 与志雄
豊島 与志雄의 豊島与志雄童話集(おつきさまのうた)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,569자 · 336화면
しかしその技をためしてみられると、初めて舌を捲いて驚かれました。十尺二十尺ほどもいきなり飛び上がるばかりでなく、飛び下りる方になると、七八十尺の高い所からでも平気で飛んで、すっくとつっ立ってるのです。
それは色々の運動が大変盛んな時でした。でケメトスは、飛び方の長として王様から抱えられ、宮殿のうちの立派な部屋に住むこととなりました。
ケメトスの評判が諸方に響き渡ると、彼と技をくらべようという者がたくさん出て来ました。しかし誰も彼に及ぶ者はありませんでした。飛び上がる方ももちろんかないませんでしたが、飛び下りる方になると、大抵の者は足を挫いたり腰の骨を折ったりして、逃げ戻りました。
ケメトスはますますその技を磨くと共に、夜の空の流れ星を眺めては、お祖父さんの言葉を思い出して、一生一代の晴業をして名を上げたいと考えました。
ある時王様は諸国の王を招かれて、盛んな宴を催されました。そして御自慢のケメトスを召されて、技を見せてくれと頼まれました。諸国の王様達も、かねがねケメトスの評判を聞いていられますので、一緒に所望されました。
「いよいよ時期が来た」とケメトスは考えました。