일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

へんさいじょき

貢太郎見聞録

田中 貢太郎

田中 貢太郎의 貢太郎見聞録(へんさいじょき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 29,162자 · 59화면

아오조라 문고

陽が落ちると雲は真赤な火になった。

地の震いは二時間おきぐらいにやって来た。私たちは家内が持ち出して来た飯櫃の飯を暗い中で手探りに喫って、その後で蒲団を取って来て一家四人が枕を並べて寝た。火は警視庁を焼き、帝劇を焼き、日本橋、京橋、浅草を焼き、本所深川を一舐めにして、圧死者の上へ無数の焼死者を出したという恐ろしい噂がきれぎれに耳へ入った。その火には朝鮮人がいて爆弾を投じていると言う者もあった。

翌日私は本郷の西片町へ往って、そこの友人と一緒に本郷三丁目の方へと往った。その三丁目の本郷座に寄った方の角に、一二軒の家を残して湯島天神のあたりから神田明神にかけて焼けているのが煙雲を透して見えた。そこここに立っている焼け残りの土蔵の屋根などには、まだ火のあるのがあってそれからは煙を吐いていた。私たちはそれから壱岐坂へおりる路と平行した右側の焼け残った路を往って、順天堂のあたりから水道橋の手前まで一撫でにした火の跡を見て引き返した。

私はその友人と真砂町の電車停留場で別れて、そのまま電車通りを歩いて春日町の停留場を通り、それから砲兵工廠に沿うて坂路をのぼった。