후리가나로 읽는 일본 고전
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うしすてばうますてば
賤民とは何か
喜田 貞吉
喜田 貞吉의 賤民とは何か(うしすてばうますてば)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 116,870자 · 229화면
もっともこの時代には、普通の人民が遠方に旅行をすると云うことは少く、長途の旅行を常に行うものは、大抵廻国の頭陀か、浮浪民かで、いわゆる一処不住の旅芸人、或いは渡り職人、旅商人とか、乞食法師とかの類であったが、かかる類の者は、善根宿として修行者を宿泊せしめる場合のほかは、普通の民家には宿泊を許さない。また彼らが旅稼ぎを為すには、既に述べた如く、所在の浮浪人の長、すなわちいわゆる長吏法師の縄張りを侵すものとして、まず以てその地の長吏に渉りをつけなければならぬ。すなわちその部落に足を留めて泊めてもらう。あたかも徳川時代に、博徒の親分というものが各々縄張りを定め、旅人と呼ばれる渡り博徒が、そこへ来て「草鞋を脱ぐ」という有様であったに相違ない。すなわち浮浪民の宿所であるが故に、いつとはなしにその部落を「宿」と云うことになったのであろう。かくてその足を留めるものが段々増して、非人部落すなわち「宿」は次第に大きくなる。言うまでもなくその長吏法師は、その「宿の長者」なるもので、その下につく小法師等は、いわゆる「宿の者」である。その「宿」が発達して、一般旅人を宿泊せしめる「宿駅」