후리가나로 읽는 일본 고전
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かいことてんぼう
近世数学史談
高木 貞治
高木 貞治의 近世数学史談(かいことてんぼう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,981자 · 25화면
の文部大臣の外山正一さんが辞職の際の置土産として,一年分の留学生十余人を一時に発表されて,私も幸いに其の中に加わって,予想外に早く出立することになったのである.
「洋行」は嬉しかったが,その時にベルリンへ行ったならば大変だと怖気を有って行ったのである.それは西洋の学者を神様のように思っている時代であったし,殊にベルリンは,例のワイエルシュトラス,クロネッカー,クンメルの三尊の揃っていた隆盛時代の直後であった.その三尊はみんな亡くなって,後継者のフックス,シュワルツ,フローベニウスの時代になっていたのだが,何分数学といえばドイツ,ドイツといえばベルリンと言われていた時代で,そこへ素養もなく,自信もない,東洋の田舎者が飛び込んで行くのだから,怖かった.しかしベルリンへ行って見ると,フックスやシュワルツは,既に相当齢をとって日本ならば停年といわれる年頃であった.フックスの微分方程式の講義を聞いたが,それはクレルレ誌66号の自分の書いた論文の講義だけども,特異点まで届くはずの解の収斂円が,黒板の上では其処まで行かないで,立往生というようなこともあった.
シュワルツもいろいろ講義するのであるが,殆ど講義の度毎に,ワイヤストラス先生が,こう言った,ああ言った,Herr Professor Weierstrass pflegte