후리가나로 읽는 일본 고전
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とおくでなるかみなり
遠くで鳴る雷
小川 未明
小川 未明의 遠くで鳴る雷(とおくでなるかみなり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 2,569자 · 6화면
二郎は、前の圃にまいた、いろいろの野菜の種子が、雨の降った後で、かわいらしい芽を黒土の面に出したのを見ました。
小さなちょうの羽のように、二つ、葉をそろえて芽を出しはじめたのは、きゅうりであります。
そのほかにもかぼちゃ、とうもろこしの芽などが生えてきました。
きゅうりは、だんだんと細い糸のようなつるを出しました。お母さんは、きゅうりの植わっているところに、たなを造ってやりました。たなといっても、垣根のようなものであります。それに、きゅうりのつるはからみついて、のびてゆくのであります。
やがて、ほかのいろいろな野菜の芽も大きくなりましたが、いつしかきゅうりのつるは、その垣根にいっぱいにはいまわって、青々とした、厚みのある、そして、白いとげのようなうぶ毛をもった葉がしげりあったのでありました。
そのうちに、黄色の、小さな花が咲きました。その花のしぼんだ後には、青い青い、細長い実がなったのであります。
二郎は、毎年、夏になると、こうしてきゅうりのなるのを見るのでありますが、その初なりの時分には、どんなにそれを見るのが楽しかったでしょう。
「もう、あんなに大きくなった。