후리가나로 읽는 일본 고전
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いぶつ・いせきとれきしけんきゅう
遺物・遺蹟と歴史研究
喜田 貞吉
喜田 貞吉의 遺物・遺蹟と歴史研究(いぶつ・いせきとれきしけんきゅう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,668자 · 13화면
もとより文献のために囚われて、遺物・遺蹟を曲解せんとするがごとき態度は、十分避けたいつもりである。もし誤ってこれがために囚われるようなことがあったならば、傍観者は容赦なくこれを警醒するの親切があって欲しい。言うまでもなく文献の研究は、文献の盲信の謂ではない。しかるに世の実物の扱いにのみ慣れた学者の中には、文献の盲信の恐るべきことを知って、その研究の真価を味うの労を吝むものが少くない。いわゆる羹に懲りて膾を吹き、角を矯めて牛を殺すの類である。少しく文献に研究を加えたなら、最も明かに知るを得るがごとき事実に対してまでも、毫もこれを顧みることなく、ことさらに眼をこれに蔽いて、自己の欲するところにのみ盲進するがごときことがないともいえぬ。これいわゆる囚われざるに囚わるるものとして、いかにも惜しむべきことと思う。浜田博士が「従来の研究や因習的学説に囚はれない学者として、〔(中略)〕多大の興味と期待とを有す」と言われる長谷部〔(言人)〕・松本〔(彦七郎)〕両博士の研究についても、失礼ながら余輩は時にこの感あるを禁じ難い。かの長谷部博士が、かつて「蝦夷はアイヌなりや」