일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しゅゆうれつでん

酒友列伝

山之口 貘

山之口 貘의 酒友列伝(しゅゆうれつでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,066자 · 12화면

아오조라 문고

ところが、途端に父の事業が失敗して家を失ったり、恋愛に失敗したりで、云わば放浪生活の基礎が出来たのである。そのころの友人達はみんな酒につよかった。詩人の国吉灰雨、上里春生、伊波文雄、桃原思石、歌人の石川正秋、仲浜星想その他で、ぼくらは「琉球歌人連盟」を組織し、歌会を催してはよく飲んだ。その雰囲気は、先ず酒の点で牧水の歌に直結し、若さの点で、啄木の歌に直結していて、酔っぱらっては牧水や啄木を朗詠しながら夜の街を歩いた。なかでも、石川正秋の朗詠はみんなを感心させるものであったが、かれの作にも酒の歌が多く、「酔いしれる父に孕みて産みし子のその酒好きを憂い給うや」などと、母に捧げる歌もあった。酔っぱらってうたうと、おなかが空いてくるらしく、正秋はよくそば屋にはいった。そばを食べるときっと、帯をほどいてそれを金の代りにしてそば屋において、前をはだけたまま家に帰るのも、かれの癖の一つみたいであった。かれが酔って帰ると、おふくろさんや妹さんが、必ず水を枕もとに置いた。水は、二升入りほどの手桶になみなみと入れてある。翌日眼を醒ましたときに、かれはその水を呑んでは吐き出し、呑んでは吐き出すのであるが、かれ自身の解説によると、「胃袋を洗っている。