일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

きんどけい

金時計

泉 鏡花

泉 鏡花의 金時計(きんどけい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,568자 · 12화면

아오조라 문고

しかるに突然珍客ありて、告ぐるに金時計を還さん事をもってせり。へいげんは快然愁眉を開きしが、省みれは衷に疚しきところ無きにあらず。もし彼にして懸賞金百円を請求せんか。我にあらかじめ約あれば駟も及ばず、今はたこれをいかんせむ。

身を一室に潜めて、まずその来客を窺えば、料らざりき紅顔の可憐児、二十歳に満たざる美少ならんとは。這奴、小冠者何程の事あらん。さはあれ従者に勇士の相あり。手足皆鉄、腕力想うべしと、へいげん漫に舌を捲き、すなわち執事をして大助を遠ざけしめむとしたるなり。

大助は敵の我を忌むを識りて、小主公の安否心許なく、なお推返して言わんとするを、三郎は遮りて、

「宜しい彼室で待ってな。」

「だって若様。」

「可いよ。」

と眼もて語れば、大助は強うるを得ず、

「ええ、どこで待つのだ。案内しろ。」

「静にせんか、何という物言いだ。」

と三郎は警めぬ。

執事は大助を彼方の一室へ案内し、はたと閉ざして立去りける跡に、大助は多時無事に苦みつ、どうどうとしこを踏みて四壁を動かし、獅子のごとき力声を発して、満腔の鋭気を洩しながら、なお徒然に堪えざりけり。

応接室にては三郎へいげんと卓子を隔てて相対し、談判今や正に闌なり。