후리가나로 읽는 일본 고전
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きんどけい
金時計
泉 鏡花
泉 鏡花의 金時計(きんどけい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,568자 · 12화면
洋妾も傍に侍したり。渠は得々としてへいげんの英語を通弁す。
この時三郎を軽んずるごとく、
「一体貴下は何御用でお出でなすったのです。拾った物なら素直に返して、さっさとお帰りなすったら可いじゃございませんか。」
「お黙んなさい。時計と交換にお礼の百円を戴きに来ました。」
「品物を拾って、それを返すのに礼金を与れと、そちらからおっしゃる法はございますまい。」
「いえ、普通拾って徳義上御返し申すのなら、下さるたって戴きません。しかし今度のは――こう謂っちゃ陋しい様ですが――礼金が欲しさに働きましたので、表面はともかく、謂わば貴下に雇われたも同でございます。それに承れば、何か貧乏人を賑わすという様な、難有い思召から出た事だと申しますが。」
と弁舌流るるごとく、滔々として論じ来るに、へいげん等はこは案外とおもえる様にて、
「それじゃ御持参の時計を拝見いたしましょう。」
「これです。」と懐より時計を出だして指示せば、
「どれどれ。」と取らんとするをさはさせず、三郎は莞爾として、
「違えば他に遺失人を探します。貴下のなら百円下さいまし。」
彼方もさる者詭弁を構えて、
「あれとは違いますが、やっぱり私の時計で、それは先刻掏摸に盗られた品だが。