후리가나로 읽는 일본 고전
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ぎんがのしたのまち
銀河の下の町
小川 未明
小川 未明의 銀河の下の町(ぎんがのしたのまち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,931자 · 8화면
「僕の拾った勾玉や、土器が、学問のうえに役立つというんだよ。」
「まあ……。」
「そして、みっちゃん、その博士が、お礼にきれいなお人形を送ってくださる約束をしたんだよ。みっちゃん、楽しみにして、待っておいで。」と、信吉はいいました。
「ほんとう? 私、うれしいわ。」
「みっちゃんは、どんなお人形が好き?」
「そうね。」と、弱々しそうなみつ子は、考えていましたが、
「あの、サーカスに、きれいなお姉さんがいたでしょう。あたし、あんなきれいなお人形さんが好きよ。」と、答えました。
信吉は、あの人たちも、もうこの町を去ってしまったと思いました。夜になると、裏の野菜圃で、うまおいの鳴く声がきこえました。兄妹は、縁側に出て、音もなくぬか星の光っている、やがて初秋に近づいた夜の空を見ていましたが、
「サーカスは、どこへいったでしょうね。」と、みつ子は、いいました。
「あちらの、遠い町へいって、また、ああした芸当を、みんなにして見せているのだろう。」と、信吉は、答えました。
その方角には、淡く白い銀河が流れて、円く地平へ没していたのであります。