일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ざっきょかぞく

雑居家族

壺井 栄

壺井 栄의 雑居家族(ざっきょかぞく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 140,106자 · 283화면

아오조라 문고

これはどうにも仕方がない。それにしても旅にまで出たいと思うのは、自分にひけ目があるからだろうか。調子の高い浜子の若さと太刀打ちする元気が、もうなくなってしまったのだろうか。

いつか対浜子の思いに集中している安江のうしろに走ってくる足音がし、当の浜子の声で、

「おばさまあ。」

びっくりして安江はくるりと向きをかえ、しらずしらず笑顔になっていた。浜子もまた何のこだわりもなく、

「ね、いま、電車の中でへんな男の人がいたのよ。わたしが降りたら一しょに降りたわ。わたし、走ったのよ。たすかった、おばさんの姿が見えて……」

浜子はうきうきしている。安江がどんな思いをしていたかなど考えてもみない様子で、だからゆうべ泣いたことなど忘れたような明るい顔で、

「ねえ、ほんとにへんな人なの。電車がゆれてもいないのに、ぐいぐいわたしの方へもたれてくるのよ。しゃくだからわたしもぐいぐい押したのよ。そしたらね、こんどは手をにぎるのよ。心臓ね。」

しかし、そのうわついた声はまんざらでもなさそうであり、その相手に何かまだ期待をもってでもいる様子でうしろをふりむきふりむきする浜子に、安江はうっと胸がつかえそうになる。