후리가나로 읽는 일본 고전
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ざっきょかぞく
雑居家族
壺井 栄
壺井 栄의 雑居家族(ざっきょかぞく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 140,106자 · 283화면
「女房子供のいないのをいいことにして、年がいもなくおとうさんが、女でもつれこんだのかと思ったのよ。わるかったけど、聞いたわ。」
「何をね、あた気色のわるい。聞かれて悪いこたあ一つもないよ。」
「ならいいわよ。」
二三子はぷいと出ていった。
「――なんだ二三子め。ながい間ウンでもなけりゃ、スンでもなかったくせに、たまたまもどってくりゃ、ああだ――」
わが子ながらあきれたというように兵六さんはつぶやく。浜子はそれが、自分へのいたわりでもあるとは思ったが、相づちはうてなかった。ただ、せっかく落ちつこうとした自分の計画が、ここまできておじゃんになりそうな予感だけが大きく胸の中にひろがり、それをどういう風にして解決をしたものかと、その方が問題だった。もしかしたら二三子と、一もんちゃくおきるのではないかと、そんなことまで考えの中にとりいれながら、食事のあとの茶わんやはしを洗いおけに入れていると、二三子がもどってきた。今度は足音も荒々しくはいってきて、窓べりにぺたりとすわり、
「おとうさん、おかあさん帰ってくるってよ。」
と、兵六さんだけをみていう。おせいに電話をかけてきたらしい。