후리가나로 읽는 일본 고전
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あまよぞくし
雨夜続志
田中 貢太郎
田中 貢太郎의 雨夜続志(あまよぞくし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,181자 · 11화면
芝の青松寺で自由党志士の追悼会のあった時のことである。その日、山田三造は追悼会に参列したところで、もうとうに歿くなったと云うことを聞いていた旧友にひょっくり逢った。それは栃木県のもので、有一館時代に知りあいになったものである。有一館は政府の圧迫を受けて、解党を余儀なくせられた自由党の過激派の手で経営せられた壮士の養成所であった。山田も旧友もその有一館の館生であった。
旧友は伊沢道之、加波山の暴動の時には宇都宮にいたがために、富松正安等と事を共にするの厄を免かれることができたが、群馬の暴動は免かれることができなかった。それは明治十七年五月十三日、妙義山麓の陣場ヶ原に集合した暴徒を指揮して地主高利貸警察署などを屠った兇徒の一人として、十年に近い牢獄生活を送り、出獄後は北海道の開墾に従事したり、樺太へ往ったり、南清で植民会社を創立したり、その当時の不遇政客の轍を踏んで南船北馬席暖まる遑なしと云う有様であったが、そのうちにばったり消息が無くなって、一二年前山田の先輩の油井伯が歿くなった時分、伯爵邸へ集まって来たもとの政友の一人に訊くと、もう歿くなったと云ったのでほんとうに死んだものだと思っていたところであった。