일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ゆきこんじゃくものがたり

雪今昔物語

中谷 宇吉郎

中谷 宇吉郎의 雪今昔物語(ゆきこんじゃくものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,695자 · 32화면

아오조라 문고

両陛下のお椅子を前にして、電気工夫まがいの仕事をするのが、妙に周囲の空気とくいちがって見えた。

このお部屋へこういう器械が持ち込まれたことは、全く初めてのことだそうである。宮中のことであるから、電圧は大丈夫と思っていたが、測ってみたら九十ボルト近くまで落ちていた。この拝謁の間にだけは、小さい電気ストーブがはいっていたが、それでも随分寒かった。控の間で昼食を頂いたが、スチームが全然通っていないので、何処も非常に寒かった。侍従の方が「かまいませんからオーバを着ていて下さい」とすすめられたので、遠慮せずに、襟巻と外套ですっかり身ごしらえをした。東京の十二月、火の気なしのコンクリートの建物では、それも止むを得ないのである。

頂いた昼食なども極めて簡単なものであった。すべての様子が極めて御質素で、恐らく一般国民の想像以上であった。もともと宮中は、以前から御質素であったそうである。昭和十六年の五月、人工雪の研究で学士院賞をもらった時に、千種間で御賜餐にあずかったことがあるが、その時にもこの感を深くした経験がある。太平洋戦争勃発の半年前のことで、いわゆる国威隆盛の極にあった時の話である。