후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
うんぜんだけ
雲仙岳
菊池 幽芳
菊池 幽芳의 雲仙岳(うんぜんだけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,192자 · 43화면
南欧の俤
南欧の俤
上海通いの急行船「郵船」の上海丸で神戸を立ったのが、七月二十二日の午前十一時。丁度来島海峡で日が暮れるので、暑さ知らずの涼風に吹かれながら、瀬戸内の最も島の多く美くしい部分を日の中に見られるから、夏の雲仙行としては郵船に越すものはない。長崎へ着いたのが翌朝の九時、阜頭へ着くと、迎えの自動車が待っており、すぐそれに乗込むと、一路島原半島を目指したのである。同行者は上野さんと大塚さん。
この前雲仙に上った時は、茂木から、船で小浜に渡っているので、今度はわざと陸行を選んだのである。千々岩灘に添う十五里の沿岸道路は、平坦な道の少い代り、風景の捨難いところが多く、退屈を覚えない。江の浦辺りから海が見え出し、海上にはいくつかの小島も見え、無数の漁船も見える。或時は松並木の間から、或時は断崖の上からそれを眺めて行く。その間湾を隔てて、いつも私達を見守っているのは、雲仙の懐かしい温容である。
愛野の地峡をぬけていよいよ半島に入ると、風景は更に一段の趣きを加える。道は雲仙の山脚が海に落ちこんでいる急峻な部分に通じているので、可なり険しい絶壁の上を、屡々通らなければならぬが、そのために風致は歩々展開して行く。