후리가나로 읽는 일본 고전
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うんぜんだけ
雲仙岳
菊池 幽芳
菊池 幽芳의 雲仙岳(うんぜんだけ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 22,192자 · 43화면
私達は取あえず入浴して浴衣に着かえた上、用意してあった遊船で宿の主人が案内に立ち、夕暮の九十九の島目がけて漕ぎ出でたのである。
九十九島は寛政四年に東雲仙火山群最東端の眉山が爆発し、山体の東半部が海中にけし飛び、出来上った島々で、成立後百三十余年に過ぎぬ新島嶼である。この眉山爆発のためには、大震災大海嘯が起こり、有史以来の惨状を呈したので、死者二万八千余人と註せられるが、その記念に残されたものが、この九十九島であるとすれば、何とそれは高価な犠牲の払われた美しい島であることよ。これ等の島々の大半は海底に没し、若くは波浪に砕かれてしまったが、それでも現存している島、大なるは二、三町歩にわたり、小なるは一片の岩礁に過ぎぬものもあるが木ぶりのよい黒松の茂っている美しい島の数は二十以上を数えることが出来よう。その島々が親山たる眉山の翠を背景として、静かな不知火の海に羅列する光景は、まさに西海の松島である。
九十九島は、雲仙から降る自動車道路からは僅に南端の数島が見え、また南風楼の方からは、北端の数島が見えるだけで、島原の町に入ると、そこは湾入した港で、島を眺める便宜はなく、九十九島を眺めるためには、是非とも船によらなければならない。