후리가나로 읽는 일본 고전
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あおべかにっき
青べか日記
山本 周五郎
山本 周五郎의 青べか日記(あおべかにっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,334자 · 76화면
在浦安町
、「秋葉君」、「高梨夫妻」、「留さん」等が予を送る為の酒宴に臨む。いよいよ別れの日が近づいた。今夜はひとつ大いに歌うつもり。(二五八九、二、二、午後七時)
在浦安町(茫屋にて)
予は浦安町に居着くことになった。
藁葺屋根の古い朽ちかかった茫屋である。二坪の広い土間と四坪半一間の家である。予は炊事道具を揃え玄米を買った。自ら炊ぐ積りである。夕景玉とその母とが訪ね新香漬を予に贈ると約した。予の隣家は炭屋の貧しい家族である。主は顎骨化膿で二日来病臥し、その最中に妻が出産した。子供は十五の男を頭に五人。正に人生の悲劇である。いま、壁の彼方では、夫妻が金の相談を続けている声がしている。(二五八九、二、七、夜)
子供達が大勢来る。話をしてやる。未だ為事には取りかからない、予の全精神を傾倒してかかるような「モティヴ」がみつからないのだ、従って予はいま大変に淋しい。早く為事をしたい。為事を。石井信次が十日に来るそうだ。その時「女と自動車」八景を読む、と通信があった、予はそれを期待している。今夜は堀の薬師様の縁日であった。堀は賑わっていた。ああ、宵の内お玉の母が予に漬物を持って来てくれた。