일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あおべかものがたり

青べか物語

山本 周五郎

山本 周五郎의 青べか物語(あおべかものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,888자 · 317화면

아오조라 문고

――足の骨折で、きみのは工場へ勤めにゆけなくなった。医者が呼ばれて来たときは、折れた骨のあいだに肉がくい込んでいて、手術をしてもどうにもならないと診断された。医学的にどういう症状なのか、詳しいことはわからないが、それ以来きみのは家でやれる内職を始めた。土地が土地だから内職といってもそう多くはない、漁師の仕事着であるぼったとか、赤ん坊の着物など、簡単な縫い物を安く引受けるぐらいがせいぜいであった。ぼったとは端切を縫い合せるもので、ぼろ布と端切さえあれば誰にでも出来る物であり、しかしどこの家でも主婦はそれぞれ稼ぎ口があるので、縫い賃が安ければ他人に頼むほうが、経済的には有利だったのである。

増さんはまた大蝶へかよい出した。もう若旦那の代になっていて、若旦那といっても年は四十がらみだったが、亡くなった大旦那から聞いていたのだろう、若旦那も鉄砲射ちが好きで、その季節になって猟にでかけるとき、増さんにお供を命じたが、増さんはそのたびに断わり、どうしてもいっしょにはゆかなかった。それについて増さんは一度だけ「大旦那のときに大きなしくじりをやらかしたから」ともらしたそうである。