후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
あおべかものがたり
青べか物語
山本 周五郎
山本 周五郎의 青べか物語(あおべかものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,888자 · 317화면
女にはほかにしんじつ夫婦約束をした男がいる、というのである。新川堀の畳屋の職人で、あと半年ほど経つと自分で店を持つことになっており、女の荷物やなにかはその男のところへ持ち込んであるが、店を持つときが来るまで、留さんのところで食いつないでいるのだ、ということであった。
この第二報は通船の若い水夫たちがもたらしたものだ。水夫たちが彼女を訪問したのは、そう長い期間ではなかった。なぜかというと、女が不縹緻で荒っぽいばかりでなく、まるで「吸出し膏薬」のようだから、というのである。
「三十二号船の仁公は十六貫もあったによ」と水夫の一人は云った、「五たびか六たびかよったらおめえ三貫目も痩せたっていうだ」
あれではあとで滋養を摂らなければならないから、却って高いものにつくのだ、というのがかれらの説であった。こうして一人また一人と落伍してゆき、ついには誰も寄りつかなくなったのであるが、或るとき一人の若い水夫が、勤務ちゅうにとつぜん血が騒ぎだし、船が篠咲に着くなりとびおりて、抑制することのできない衝動を抱えながら留さんの家へ駆けつけた。ところがそこに先客があり、まっぴるまだというのに戸閉りをした家の中で、壮烈な太神楽を演じていた。