후리가나로 읽는 일본 고전
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あおべかものがたり
青べか物語
山本 周五郎
山本 周五郎의 青べか物語(あおべかものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 160,888자 · 317화면
このまえ、全学連の学生が訪ねて来て、――革命論のような話になったとき、「革命が仮に成功しても、君たちの手に渡るプロパーティはありゃしない、日本にも僅かに資本家といえる連中はいるようだが、それらの持っているのは才取り経済による紙幣や証券でしかない、君たちが現実に奪えるのは、与える職にも窮する超過剰人口、処理するのに困難な汚物の山、傷だらけになった国土。その他もろもろの重荷だけだぜ」と私は云った。よしましょう、私は本当のところそんなことを気に病んでいるのではない、ただ、――一つ※(「さんずい+入」、第4水準2-78-20)のみじめなすがたを見たとき、むやみに悲しくなって、以上のようなつまらない感慨におそわれただけであり、こんなにしてしまった国土を、あとから来る若い年代の人たちに譲ることの恥ずかしさに、深く頭を垂れるおもいだったのである。
一つ※(「さんずい+入」、第4水準2-78-20)を過ぎてまもなく、沖の弁天社が見えた。「ひねたような松が五六本ひょろひょろと生えた」と本文には書いたが、いまでは数も多く、松そのものもすくすく伸びて、立派な林になっていた。