후리가나로 읽는 일본 고전
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せいあどうきだん
青蛙堂鬼談
岡本 綺堂
岡本 綺堂의 青蛙堂鬼談(せいあどうきだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 121,438자 · 238화면
自宅でも句会をひらく。俳句の雅号を金華と称して、あっぱれの宗匠顔をしているのである。
梅沢君は四、五年前に、支那から帰った人のみやげとして広東製の竹細工を貰った。それは日本ではとても見られないような巨大な竹の根をくりぬいて、一匹の大きい蝦蟆を拵らえたものであるが、そのがまは鼎のような三本足であった。一本の足はあやまって折れたのではない、初めから三本の足であるべく作られたものに相違ないので、梅沢君も不思議に思った。呉れた人にもその訳はわからなかった。いずれにしても面白いものだというので、梅沢君はそのがまを座敷の床の間に這わせておくと、ある支那通の人が教えてくれた。
「それは普通のがまではない。青蛙というものだ。」
その人は清の阮葵生の書いた「茶余客話」という書物を持って来て、梅沢君に説明して聞かせた。
それにはこういうことが漢文で書いてあった。
――杭州に金華将軍なるものあり。けだし青蛙の二字の訛りにして、その物はきわめて蛙に類す。ただ三足なるのみ。そのあらわるるは、多く夏秋の交にあり。降るところの家は酒一盂を以てし、その一方を欠いてこれを祀る。その物その傍らに盤踞して飲み啖わず、しかもその皮膚はおのずから青より黄となり、さらに赤となる。