후리가나로 읽는 일본 고전
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せいどうのキリスト
青銅の基督
長与 善郎
長与 善郎의 青銅の基督(せいどうのキリスト)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 66,703자 · 133화면
――」と孫四郎はある晩来て見ていった。「ようできとるよ。ちと西洋式なにおいは多いが、まあ西洋の材料じゃからな。このひだのつけ方などはこの大天使ミケルのひだにそっくりじゃ。が、決して劣っとりゃせん。」
彼はわざと「竜とたたかえる大天使ミケル」の浮き彫りと、裕佐の作とを手にとって見比べながらこういった。が、裕佐はもうこの男の「ケチをつける癖」には腹も立たなかった。何物もただほめるだけではすまさないこの男がこれだけのことでもいうのはよほど感心したことを意味するのが裕佐にはわかっていた。
ある晩裕佐は君香に手紙を書いた。
新年おめでとう。お変わりはないか。おれが久しく君のところにごぶさたしているのは君が想像するように、君のからかいに憤慨してのことじゃない。たしかにおれは「坊っちゃん」だが、巨人の坊っちゃんだ。だからあんなことなど気にしてはいない。おれは今ある仕事のために生まれて始めての「急がしさ」に追われきっている。それは君がいつかおれに「参考品」としてあのコンタスをくれて、これを手本にしてあたしの像を作ってくださいね。といった、まあ、そのような仕事だ。