후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
せいどうのキリスト
青銅の基督
長与 善郎
長与 善郎의 青銅の基督(せいどうのキリスト)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 66,703자 · 133화면
実際この巨大な異国人の感じは一種異様な驚くべきものであった。室にはいって来るところを一目見た時、彼は癩病人にあったごとくハッとして、思わず顔をそむけたほど無気味であった。頬のこけた蒼白の顔の上部、両の鬢と額とは大火傷のあとのごとくあか黒く光って、ひっつれている。そして眉間と、左右の米かみのところに焼け火箸で突いたほどの孔のあとが残っているのである。それが何を語るものか裕佐にはたちまちさとられるのであった。
切支丹の拷問に「囚徒」を逆吊りにして、その頭の鬱血と、胸を臓腑が圧迫することのために、口からはもとより、ついには目と鼻とからまで出血して、たいてい七、八時間の「早さ」で往生するのを防ぐために、眉間と米かみとに小さい穴をほがし、そこから鬱血をしたたらすことによって死を長びかす仕方のあることを彼は聞いていた。このばてれんのフェレラはかつてその拷問には堪えたのである。しかしさらにいっそう残酷な拷問、――温泉嶽の沸騰する熱湯の中に逆吊りに浸された時、彼はついに夢中で転宗を叫んだのであった。転宗を一度叫んだ以上彼はもう「天国とは縁が切れた」のである。しかもなおそのきびしい監視と、堪えがたい迫害とはつづくのである。