후리가나로 읽는 일본 고전
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いずこへ
風と光と二十の私と・いずこへ 他十六篇
坂口 安吾의 風と光と二十の私と・いずこへ 他十六篇(いずこへ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,879자 · 242화면
黄河をおさめる者は支那をおさめると称されて黄河治水ということは支那数千年の今に至るも解決しない大問題だ。支那事変の初頭に作戦的に決潰して黄海にそそいでいた河口が揚子江へそそいでいる。これを日本軍が大工事を起しているのだが、これが映画の主題で、この方は私に関係はない。私のやるのはその前編で、黄河とは如何なる怪物的な性格をもった独特な大河であるかという、歴史的地理的な文化映画の脚本なのである。
おかげで私は黄河に就ては相当の勉強をした。本はたいがい読んだ。立教大学の構内に亜細亜研究所とかいうものがあり、ここに詩人で支那学者の、これが又、名前を忘れた、私は三好達治のところで一度会ったことのある人で、信頼できる支那学者であることをきいており、亜細亜研究所にこの詩人がつとめているときいたので、訪ねて行って教えを乞うた。支那学者が他に数人いて、あいにく黄河に就て特に調べているという専門家はいなかったが、ともかくここで懇切な手引を受けて、それから教わってきた本を内山に山本というこれも教わった二軒の支那専門の本屋で買って読みだしたのである。
又、会津八一先生が、たぶん創元社の伊沢君からきいてのことと思うが、私が黄河を調べていることをきいて、私を早稲田の甘泉園というところへ招いて、ここには先生の支那古美術の蒐集があるの