일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

くびのないきばむしゃ

首のない騎馬武者

田中 貢太郎

田中 貢太郎의 首のない騎馬武者(くびのないきばむしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 732자 · 2화면

아오조라 문고

越前の福井は元北の庄と云っていたが、越前宰相結城秀康が封ぜられて福井と改めたもので、其の城址は市の中央になって、其処には松平侯爵邸、県庁、裁判所、県会議事堂などが建っている。そして、柴田勝家の居城の址は、市の東南の方角に在って、明治四十年までは石垣なども残っていたが、四十年になって市中を流れている足羽川を改修したので、大半は川の底になってしまった。

明治の初年のことであった。月の明るい晩、某と云う者が北の庄の大手のあった処を歩いていたところで、幾何往っても同じ処へ帰って来て、どうしても他へ往くことができなかった。そこでふと気をつけてみると、己の周囲には城の枡形らしい物の影が映っていた。大手の址はあっても建物も何もないのに枡形の映るは不思議であった。某は顫いあがって逃げようとしたが、どうしても枡形の外へ出られないので朝まで其処に立ちすくんでいた。

幕末の比、某と云う医師があって夜遅く病家へ往って帰っていた。それは月の明るい晩であった。其の大手を通っていると、戞戞と云う夥しい馬の蹄の音が聞えて来た。続いて鎧であろう金属の触れあうような音も聞えて来た。