후리가나로 읽는 일본 고전
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めいせつじじょでん
鳴雪自叙伝
内藤 鳴雪
内藤 鳴雪의 鳴雪自叙伝(めいせつじじょでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,693자 · 377화면
また習って見ようとも思わぬので、此方は全く駄目である。文人がよく描く四君子などでも一枝一葉さえも真似する事が出来ぬ。が、こんな揮毫でも物好きな人には需めらるるので、これに関する収入が選句以外に出来て、爾来物価が騰貴しつつあるにかかわらず、まだ今日でも、どうかこうか活計を立てている。それから、大正六年に今までに住んでいた家屋は余りに狭くて不便なと、妻などに訴えらるるので、終に転宅を思い立って、この時も随分彼方此方と探した末、現今の麻布区笄町百七十五番地へ住む事になった。この家は前と比べると聊か間数も殖えて勝手もよいし、前後に庭の空地もあるので、妻などにも多少満足させている。殊に借家難の声が盛んになると共にいよいよこの家屋は易わらず長く住みたいと思う事になった。今もこの話をしつつ、南向きの障子から射す、晴日を浴びて、私の寒さ嫌いも大分暖気を覚えるのだ。私は今もいった如くやかましい責任こそ免れたけれど、今とても全く職務を持っていないのではない。それは明治廿二年頃から久松家の御家事に関する諮問員を勤めていて毎年の予算決算から重要な事件の議に与っている。また同家の嘱托で史談会へ関係して後ち、早くより幹事の一員に列していたがこの会の主幹としてもっぱら働いていた鹿児島人の寺師宗徳氏が亡って以来は、ついつい私が専務幹事