후리가나로 읽는 일본 고전
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さとう
麻布襍記 ――附・自選荷風百句
永井 荷風
永井 荷風의 麻布襍記 ――附・自選荷風百句(さとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 37,256자 · 77화면
即ちいやヨおよしなさいヨと云うの意にして初めより擯斥して顧みざるの意に非ざるが如し。此れ女子自らその地位を男子の下に置くものに非ずや。大なる屈辱は大なる光栄なり。光明皇后は癩を病むものと共に入浴してその垢を掻けり。而も史家の一人として此を嗤うものあらず。
其身に悪疾あるものは大抵これを秘す。女子の婚嫁を請わるるや何によってか能く男子花柳病の有無を知るや。書画骨董は死物なり。然るに真偽の鑑別容易ならず。況や生ける人間に於てをや。肺結核癩病の類は血統を正せば僅に捜るの便ありと雖梅毒の有無に至っては鼻あるもあてにはならず。痳病の如何に及びてはこれを知る事更に難からん歟。
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下女と娼妓と児守の三役を兼ねて猶給金をやらずにすむものこれを嚊左衛門というとは野蛮なる亭主の暴言にして、御転婆娘に囲者のしだらなきを加えたるもの此を細君というとは当世の新夫人に僻易したる紳士の泣言なり。馬鹿と気ちがいと病人とを七分三分に舂き合せたるもの此れを女房というとはヒステリーの妻に呆れたる夫の言にして、単に床の間の置きものとなすは敬して愛せざるものの言う処。唯児をつくる機械と見るは愛国者の説たるに似たり。